射手矢農園で栽培しているキャベツは六種類あります。その中でもメインで育てている、芯まで甘い<松波>という種類をご紹介します。
単純にキャベツを育てる、ということだけであればそれ程難しくはありません。環境をちゃんと整えてあげれば、いろんな悪条件の下でも育ちます。
でも、スーパーに売る『商品』として大きさや形の整ったものを作るという意味であれば難しいです。
昨今は天候不順なども多いので、出来るだけ射手矢農園では、キャベツにストレスがかからず、のびのび健康に育つようにしっかり一苗一苗間隔をしっかり空けて栽培しています。
味は美味しいのですが、作りにくさから松波キャベツをやめた農家はたくさんありますが、射手矢農園が松波キャベツを泉州キャベツとブランドにしてまで育てている理由は、シンプルに一番美味しいキャベツだと思っているからです。
先週の伝統キャベツである<松波>を後世に引き継いでいくためにも、射手矢農園は泉州キャベツを作り続けていきます。